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    2019年3月3日 於:ドイツ・トリア 報告

    フォルカー博士宅にてプラーベートイベント『アートの対話』が開催されました。

    銀河画報社の作品『巻貝の扇』(1983)、『ポエオティアの山猫』(1985)のDVD上映に加え、トリアで撮影された『果てしない散策を、休息を、旅を、冒険を』(2018)が8ミリ映写機で上映されました。即興音楽ユニットJAPODEのメンバー出井紗希子さんのパーカッションとマリア・クロウスカさんのチェロが”対話”して織りなす、視聴覚の濃密な時間でした。

    20人あまりのお客様と、ワインを飲み、フォルカー氏お手製のお食事を頂きながら、ゆっくりと時間が流れる夕刻。19世紀からヨーロッパの知識人宅で開かれていた、リベラルで芸術を愛する人達の集いの現在進行形を見る思いでした。むかし8ミリを撮っていたという方が、設営の手伝いをして下さったり、打楽器の多彩さに惹かれて各種楽器を見学されたり。即興とは信じられないくらい映像に寄り添う、または映像が音楽に寄り添う感覚は、その場その時限りの幻の如く。ディスカッションでは皆様、熱心に質問され、感想を述べられていました。トリア撮影のヤマヴィカフィルムについては、トリアに長年住んでおられる方云く、「ぼくが一生かけて見てきた風景よりも、もっと多くのものがこの8ミリ作品に凝縮されている」と。この場を借りて、ホストのフォルカー氏、共演の出井紗希子さん、マリア・クロウスカさん、そして当日配布のパンフレットを作って下さったアーミン・ナイセスさん、ハンスル・ドルフさんに御礼申し上げます。

    ★ Japodeのサイト: https://www.facebook.com/Japodetrio/

    ★『果てしない散策を、休息を、旅を、冒険を』:https://www.youtube.com/watch?v=JeyOFaAnfBk&feature=youtu.be