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ヤマヴィカ映画史23
(写真:スットックホルムでのLes Illuminations展ウィンドウに並ぶ写真集) ★ さて、今、不器用な「私」の頭のなかには、 映画『イリュミナシオン』のことしかない。 以前、「私」の漫画集『戯れ』(北冬書房)の刊行にあわせて、 収録作品それぞれのポスターを作り、...
山田勇男
2017年10月24日読了時間: 2分
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ヤマヴィカ映画史22
(写真:シャルルヴィルのランボオの家にて) ★ 全体的な構造はたてているものの、 撮影の上がったフィルムを前に、撮る前との差異がつきまとう。 思うこと、考え方も変わっていく。 実践にともなう苦悩がいつも作品の種子となる。 この映画は、プライベートな域を越えない、...
山田勇男
2017年10月23日読了時間: 1分
閲覧数:54回
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ヤマヴィカ映画史21
(写真:セーヌ川沿い撮影風景) ★ 2016年5月。 遠藤彰に電話をした。 このプライベートフィルムに、 もうひとりの他者を介入させることで、「私」を客体化させたいと思った。 新聞社に勤めている彼に、一週間の休みなどとれるのだろうか。 考えても仕方ない。...
山田勇男
2017年10月17日読了時間: 2分
閲覧数:87回
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ヤマヴィカ映画史20
(写真:シャルルヴィル夜景(2015年12月)) ★ 2015年12月24日。 思い立って、バスと電車を乗り継ぎ、ムーズ川河畔の町、 ランボオの故郷シャルルヴィルを訪ねた。 地図では随分と近くなのに、交通手段が少ない。 ルクセンブルクの駅から中型タクシーのようなバスに乗った...
山田勇男
2017年10月10日読了時間: 1分
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ヤマヴィカ映画史19
(写真:ラ・カメラ上映会ちらし『La あんよ』(1994年10月)) ★ 1992年11月。 さて、『アンモナイトのささやきを聞いた』(1992)のポストプロダクションで、 東京に住み、仕上げて間もないころだった。 島本慶が友人と作った乃木坂の「ラ・カメラ」で自主上映をする...
山田勇男
2017年10月9日読了時間: 2分
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ヤマヴィカ映画史18
(写真:ジャン・コクトー『詩人の血』(1932)より) ★ 自主上映を観ていくと、映画館で普段なかなか上映されないものや、 絶対上映されにくい(されない、と言ったほうがいいか) いろいろな映画に出会った。 ダリとブニエルの『アンダルシアの犬』、 マヤ・デレン『午後の編目』、...
山田勇男
2017年10月8日読了時間: 2分
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ヤマヴィカ映画史17
(写真:リヨンのリュミエール記念館、2015年12月) ★ 2001年3月。 「日本実験映画フランス・ドイツ・スイス巡回上映」のとき、 フランスだけ招待してくれ、パリとブザンソンを訪ねた。 ブザンソンを散策していた時に偶然、広場の角にある建物に、...
山田勇男
2017年10月3日読了時間: 1分
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ヤマヴィカ映画史16
(写真:著者の影ーもうひとりの「私」、2017年9月、ルーマニア) ★ 実のところ、似ようとしたって思うように似ない。 まだ若い「私」に向かって、友人の兄が云った。 「いくら似せよう似せようとやっても、 けっきょくのところ、とどのつまり、最後は変ちょこりんのどっちでもないも...
山田勇男
2017年10月2日読了時間: 1分
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ヤマヴィカ映画史15
(写真:『冬の旅』(8mm, 2010)より長沼の風景) ★ ヒトそれぞれに顔が違うように、心の有り様も違う。 農家で作られた人参、大根、馬鈴薯の類いを見てきた「私」には、 後になって、工場で作られた皆一緒、皆同じ、の類いを前にした違和感は、...
山田勇男
2017年10月1日読了時間: 1分
閲覧数:53回
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