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    ヤマヴィカ映画史18

    October 8, 2017

     

     

    (写真:ジャン・コクトー『詩人の血』(1932)より)

     

    自主上映を観ていくと、映画館で普段なかなか上映されないものや、

    絶対上映されにくい(されない、と言ったほうがいいか)

    いろいろな映画に出会った。

     

    ダリとブニエルの『アンダルシアの犬』、

    マヤ・デレン『午後の編目』、

    ケネス・アンガー『スコルピオ・ライジング』、

    ロベルト・ヴィーネ『カリガリ博士』、

    カワレロヴィッチ『夜行列車』、

    ジャン・コクトー『詩人の血』、

    アンジェイ・ワイダ『灰とダイヤモンド』、

    タルコフスキー『ローラとヴァイオリン』

    吉田喜重『エロス+虐殺』、

    大島渚 『新宿泥棒日記』、

    鈴木清順 『けんかえれじい』、

    ・・・まだまだ、あるある、キリが無い。

     

    そして、実験映画、個人映画もずいぶんと見た。

    デレク・ジャーマンの初期作品も見た。

    『ラスト・オブ・イングランド』は、

    8ミリで撮影し、ビデオに変換、

    さらに35ミリフィルムに焼いた自由さに感嘆させられた。

     

    10代後半から今まで辿ってみると、

    商業映画よりも、それら大衆性に乏しいもののなかにこそ、

    我が偏愛映画が多かったように思う。

     

    たとえば、

    エリック・ ロメールの『クレールの膝』は、

    タイトルだけで歓喜した。

    映画のなかで、

    どこが好きなところか、

    どう見せているのか、

    何を見ているのか、

    よく解ってきて嬉しくなる。

    そして、教わった気がする。

    派手さはないが、静かで、物事のひとつの核心を表現している。

    あれは良かった。

     

    ★(続)

     

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